【学習サポート】Red Hatの電子書籍機能 - Bookshelfの使い方
このスレッドでは、Red Hatが提供する電子教材である”Bookshelf”の機能について解説します。
Bookshelfとは?
Red Hatが提供する技術トレーニングに付帯される1つのサービスです。
技術トレーニングで使用される教材をWebベースおよびePub形式で入手できるプラットフォームです。本機能はRed Hatが提供する有償トレーニングコースまたはRed Hat ラーニングサブスクリプション上のコースを受講している方のみご利用が可能です。
※Bookshelf利用権限のあるアカウントでのログインが必須
アクセス方法
アクセス方法は2つあります。
- BookshelftのダッシュボードURLにアクセスします。(リンクはこちら(要ログイン)
- 受講しているトレーニングコースの”リソース”タブ内の”Bookshelfにアクセス”からアクセスします。(下図のタブの数は、実際の受講者の画面と異なります)

各種機能の解説
<画面左上>

<画面右上>

- My Bookmarks
ブックマークをしたページを一覧で表示する機能

- Search
書籍内をキーワードで検索をする機能

- Language
電子書籍の表示言語の切り替え機能
- Print
電子書籍の印刷、チャプター(1つの章全体)または現在のセクション(章の中の1つの項目)を印刷対象とする。
- Download
電子書籍のダウンロード(epub形式)
- Notification
本機能利用者向けの通知表示箇所
<画面右下>

- Bookmark
クリックした際に、現在開いているページをブックマークに追加する機能
ブックマークされているページにアクセスした場合はマークが赤くなる

- Notes
電子書籍内にて残したメモを表示するための機能
コメントを残したい箇所を選択すると、コメントを残すための入力画面が起動します。

上記で残されたコメントを確認ができます。

- Accessibility
文字サイズ、表示テーマ、ページ表示形式の指定

【ライトモードかつ文字サイズが最小の場合】

【ダークモードかつ文字サイズが最小の場合】

【ライトモードかつ文字サイズが最大の場合】

【ダークモードかつ文字サイズが最大の場合】

よくある質問
- 他の形式では提供されないのか?
Red Hatでは、本記事投稿時点では教材の配布形式が2つ存在します。- Bookshelf (Webおよびepub形式)
- PDF形式
多くの学習者にとってPDF形式は馴染みのある形式かもしれません。
Red Hatでは皆様の学習体験向上のために将来的にBookshelf形式での
教材提供にフォーカスする予定です。
- PDFでファイルを保存する方法はありますか?
Print機能を使用すれば、PDFでの保存が可能です。

- PDFを比較をした場合のBookshelfならではの利点は?
具体的には次のような利点があります
1. PDFはビュアーアプリが必要ですが、Bookshelfはブラウザでアクセスが可能
2. メモ機能や色分け機能はBookshelf内に記録されるので、どの端末からアクセスをしてもそれらの情報にアクセスができる
3. 言語の切り替えが出来る(PDFの場合は、1つの言語ごとにダウンロードが必要)
4. epub対応のアプリで開けるため、アプリ内で文字サイズやテーマ変更などが可能
5. PDFの場合はレイアウトが固定のためコマンド出力画面などがページを跨いだしまい、
出力が見づらくなってしまう。
(PDFで特定のコースの教科書を読んだ場合の様子、OpenShiftのマニフェストのインデントの様子が見づらくなってしまう)

関連URL
Yamato Sakai
Learning & Development Senior Instructor
Red Hat Global Learning Service